終末のワルキューレは構成:フクイタクミ 原作:梅村真也 作画:アジチカが人類と神々の戦いを描くバトル漫画
神対人間1対1で戦うという神設定の漫画です
- このマンガがすごい! 2019 オトコ編 – 第5位
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- 次にくるマンガ大賞 2019 – 第20位
- 第2回マンガ新聞大賞 – 第7位
人気急上昇中の絶対見るべきおすすめ漫画です
人類側は無類力士・雷電為右衛門
神側は宇宙の破壊神・シヴァ(インド)
本記事はインド神話最恐の破壊神・シヴァの強さや神話についてまとめてみました
おすすめ
終末のワルキューレ インド神話とは?
インド神話ってそもそも何なの?
実は日本とも関係がある神話なんです
そもそも仏教がもともとインド発祥なんです
そのためインド神話に登場する神々はインド神話のものも多くあります
七福神の一人である“弁財天”(下の画像)を見たことがあると思います

弁財天
彼女は言葉や知識、音楽といった流れるものを司どり、弦楽器を弾く女神として描かれています
この女神は聖な川の化身『サラスヴァティ』という女神であり、ヒンドゥー教の最高神であるブラフマーの妻です
サラスヴァティ
ブラフマーはまたの名を“梵天”といい、釈迦が悟りを開いた際に世界に広めることを後押しした人物です
こういったことからインド神話(ヒンドゥー教)は日本とゆかりがあり、親しまれている神話なのです
そんなヒンドゥー教の中でも最高神として信仰されているのがブラフマー・シヴァ・ヴィシュヌの3神です
ブラフマーとヴィシュヌを簡単に説明すると
ブラフマーは「水」を万物の根源とし、世界と宇宙をつくり上げた神だとされています
ヴィシュヌは「3歩で世界を1周できる」「世界ができてから終わるまでの時間は、ヴィシュヌにとってまばたき1回の時間と同じ」などという桁違いの力を持ちます
動物や人間といった様々な姿に変わっていたため、ゲームなどの自分を意味するキャラクターの【アバター】の由来となっています
そんなスケール違いの神々と同等の力を持つシヴァとはどんな神なのか?
破壊の神・シヴァとは
遅刻参戦申し訳ありません……!
私が終ワルに沼った元凶のシヴァ神を描かせていただきました…………#終末のワルキューレ週末おえかき60分一本勝負 pic.twitter.com/e22wVNhPnz— 斗壬挫倭 (@103103_o) November 30, 2019
【破壊神】その呼び名だけで震える
腕が4本あり、三叉戟、蛇を首飾りとし、虎の皮を着る
世界の破壊と創造を役割とする最強の神です
シヴァは『宇宙の破壊神』として教科書にも載っているほど有名です
シヴァについて簡単に紹介すると
1116個もの異名があります
『大神』『破壊する者』『恐怖を与える者』『踊りの王』『恩恵を与える者』など…
紹介するときりがありません
仏教では『大自在天』や『青頚観音』『大黒天』といった呼称があります
男性ですが、時に両性となり、性格は怒ると悪魔のような怖さで喧嘩好き、わがままで天邪鬼、極度の凝り性です
喧嘩好きという面では終末のワルキューレでも描かれていますね
逆に病気を治したり、愛妻家という一面もあります
終末のワルキューレでのシヴァはどのシヴァの姿が描かれるのか…
終末のワルキューレ シヴァの過去や強さ
腕4本で目が三つ、体は毒を扱うのか、紫一色です
武器は持たず、ゼウスやアダムのように拳一つで戦うタイプの神ですね
あの二人に比べると劣るようにも思えますが…
元々喧嘩が好きだったわけではなく、どちらかというと踊り好きの平和主義だったシヴァですが、相方の風暴の神『ルドラ』の存在によってインド最強の神になっていきます
元々、頂点で立とうと言い出したのはルドラであり、シヴァはそのルドラの夢のために戦いました
最初は田舎者だと笑われ、侮られでいた二人ですが、一人一人倒していくうちに希望へ変わっていきます
火神・水神・雷神・創造神・維持神
1115ある柱を全て倒し、二人は頂点にたったかと思えたのだが…
最後はルドラとシヴァの対決
シヴァは強すぎたため、ルドラの夢を叶えようと手を抜いた…
しかし、それをルドラが認めるわけはなかった
シヴァが常に全力で戦うのは、ルドラに言われた言葉がずっと残っているからでしょう
終末のワルキューレ シヴァは毒を使う?
シヴァはなぜ青い?
海をかき回すごとに世界が作られ色々な物が生み出され最後に蛇が毒をまき散らし世界が滅びそうになる。その毒をシヴァが飲み干して世界を救い飲んだ毒のせいで、シヴァの頸は青いらしい…(-_-)
“@XENXIANG: pic.twitter.com/CPzbdCJHIE”— シープ商店 (@akira_jah) November 8, 2013
互いに2勝2敗で迎えた5回戦
カードはシヴァVS雷電為右衛門となりました
5回戦を詳しく見るならこちら
破壊と創造の神という異名を持つので、ゼウスのようなかなり野蛮で力技ではないかと思っていました
相手の雷電も相撲ということからどっちかというと体一つでぶつかってくるタイプ
アダムとゼウスの時のような壮絶な格闘になると最初は思っていました
しかし、7巻が発売され、シヴァがカラーで登場…
そこに身毒最恐神という記述がありました!
史実にあるシヴァにはこんな話があります
蛇が毒をまき散らし、世界が滅びそうになってしまう!
そのとき、 その毒をシヴァが飲み干して、世界を救ったのだ。
このとき飲んだ毒のせいで、シヴァの頸は青いのだそうだ
終末のワルキューレでは、蛇の首飾りや虎の皮を纏っていなかったので毒を使うイメージは全くありませんでしたが、『身毒』と描かれていることから、毒を使うことは間違いありません
実際、世界を滅ぼしかけた蛇の毒、雷電に毒が回ればイチコロではないでしょうか?
毒で決着ということはないと思いますが、いずれにしろシヴァがどこかのタイミングで毒を使うことは間違いありません
実際は毒ではなく炎を操っていました
シヴァの炎を傷を焼き尽くす…その痛みは想像を絶するという
終末のワルキューレ シヴァの第三の目
終末のワルキューレでシヴァ
※シヴァの武器、第三の目発動、捏造です。
終ワルのシヴァニキがカッコ良すぎて描くの楽しいです。 pic.twitter.com/V79vQyEXKL
— 鵺蛇魍(やたぼう) (@DVixh) August 17, 2019
シヴァには第3の目があります
その目は何を映し出すのでしょうか?
史実では第三の目でも相手を殺してしまうのだとか…
第三の目からは火炎が噴射し、相手をたちまち焼き尽くしてしまう
いかなるものをも焼き滅ぼすと言われている第3の目ですが、作中でも火炎が噴射するのでしょうか?
楽しみです
終末のワルキューレ シヴァの舞踊が世界を壊し、作る
南インドのチョーラ朝時代の踊るシヴァ神(ナタラージャ)のブロンズ像(11c)シヴァ様の周りにある炎の輪は世界の創造と破壊を象徴。足元の魔物は人のエゴや無知を、手に持ったダマル(太鼓)は創造のリズムを刻み、まきつく蛇は宇宙のパワーを意味する。シヴァ様の踊りは世界を滅ぼし再生するのだ。 pic.twitter.com/MlRgYdI2er
— インド神話の天竺奇譚 (@tenjikukitan) June 30, 2019
インドでは、古代から歌と踊りが神聖なものとして重要視されています
それはシヴァの影響でしょう
シヴァは舞踊で世界を滅ぼし、再生する
シヴァの神話の中にある話では、異端の教えを信仰する聖者たちはシヴァを嫌い、シヴァを追い払おうとした際、虎を仕向け、毒蛇を仕向け、怪物ムラヤカを仕向けたそうです
しかし、虎は皮をはがれ、毒蛇はネックレスに、ムラヤカは踏みつけられ、全て失敗
シヴァはこれほどの相手を踊りながらしたようだ
そして、その踊りは見ている者を陶酔させ、聖者たちは「シヴァこそ宇宙の主!」 と心を改めました
そんなシヴァの舞踊は煩悩と同じく108種類あるそうです
雷電との戦いでシヴァは覚醒し、踊り戦います
予測不可能は舞いの攻撃は何人もの敵に違う技を繰り出されているかのような打撃の連続、倒れることすらさせない技です
さらにはあまりの連撃によって燃焼現象が起き、繰り出す拳は灼熱のごとく、雷電が守りに徹しても防ぎきれないほどの攻撃です
終末のワルキューレ シヴァの強さまとめ
喧嘩っ早く怒ると手をつけられない凶暴さを持つ神
舞踊を極めている上に毒を使うとなればかなり強いはず
さらには第三の目が何を意味するのかは分かりませんが、切り札になることは間違いないでしょう
武器を持たない接近戦の雷電となればシヴァに分があるように思えます
![]() ©アジチカ 梅村真也 フクイタクミ|コアコミックス
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